夢からくり一座所蔵品
文字書き人形
幕末、日本からアメリカに渡り、その後、近年東野進が日本に持ち帰り、修復に2年をかけ、現在寿、松、竹、梅の4文字を書き、カムを替える事によって、絵や別の文字も書ける。
年代 : 江戸後期
作名 : 田中 久重 (からくり儀右衛門)
復元 : 東野進
茶酌娘(スケルトン)
ぜんまいからくり。
茶杓娘の同寸複製。
内部の構造がわかるように服を着させてない。
ぜんまいは鯨の髭が手に入らないため金属を使用。
茶杓娘同様3m内であればどこでも止まり、戻って来ることができる。
作名 : 東野 進
茶杓娘(1,7倍)
ぜんまいからくり
茶杓娘を1,7倍にした人形
片方が茶を運び、もう片方が代金をもらいに行く仕掛け。
片道最大6mまで走行可能。
作名 : 東野 進
弓射り童子
田中久重:作「弓射り童子」の完全複製版。
4本の矢を次々と掴んでは的に射る人形。
人形の頭、首の動きが実に繊細で、的を狙う時や矢が的に当たった時などの表情が大変豊かである。
弓射り童子(1,2倍)
田中久重:作「弓射り童子」の完全複製版。
実演などでお客が見やすいように大きめにしました。
顔や人形の動きともに今ある弓射りで一番の出来。
(動き)
4本の矢を次々と掴んでは的に射る人形。
人形の頭、首の動きが実に繊細で、的を狙う時や矢が的に当たった時などの表情が大変豊かである。
大からくり、弓射武者人形
文献などには載っているが、
物がいまだに発見されていないからくり人形。
よって動き、仕掛けなど夢からくり一座のオリジナル。
座ってる弓射りとは違い、糸などを通す場所が限られているため製作が難しい。
またこのからくりは口上と太鼓で物語の一場面を演出している。
(動き)
基本的な動きは弓射りと同じ、
4本の矢を次々と掴んでは5m先の的に射り、一本は的の上の扇を
狙うようになっている。
4本目の矢を取ると仕掛けが動き、後ろの御旗から
メッセージが落ちる。
童子杯台
ぜんまいからくり
杯をのせると動きだし、取るとまる。
顔と足も左右に動くようになっている。
内部的には茶運びと似ている。
年代 : 現在
作名 : 東野 進
手品人形(品玉人形)
ぜんまいからくり
手品をする人形。
(動き)
まず箱に仕掛けがないことを左右の客に見せ、次に箱を下ろしセンスで箱を二回叩くと中身が変わるからくり。
品玉人形の改良型。
年代 : 現在
作名 : 東野 進
金太郎
ぜんまいからくり
現存するからくりで唯一ぜんまい(くじらの髭)が完全に残っていたからくり。
物語の熊との相撲の所をあらわしている。
年代 : 明治
作名 : 不明
竹田からくり
竹田からくりのひとつ。
紐引きからくり。
年代 : 江戸
作名 : 竹田
その他、段返りからくり・連理返りからくりなどが御座います。